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墓参りと相続

 おはようございます。大阪は晴れです。

 昨日墓参りをしてきました。というより、テニスのついでに墓参りもしたというのが正直なところです。

 しかしお墓参りをすると気持ちが清々しくなります。墓の前で手を合わせ、先祖に感謝し、亡き父と母を思い出し、心の中で、子供や孫の成長を報告しました。父は私が結婚前になくなり、娘たちのことを知らないので、いつも報告しています。

 墓参りの時にいつも思うことなのですが、私の時代で墓じまいをした方がいいのではないかという思いです。幸いなことに、自宅からは間では車で1時間もかからないところにあるので、墓参りすること自体はそれほど負担ではありません。しかし結婚した他家に嫁いだ娘たちにとっては負担ではないかとの思いがあります。

 遠方に墓のある方にとっては、相当な負担になっていると思います。今後墓じまいをする方は増えていくことと思います。

 さて、遺言書を書くときに注意したいことがあります。それは祭祀承継者を決めておくことです。墓や仏壇といった、先祖供養にかかわることは相続の対象ではありません。しかし、子供や孫にとって、誰が墓を守るのかというのは荒沿い事になりかねません。結構大きな負担を強いることが多いからです。

 自分で遺言書を作成する自筆証書遺言を検討している方は、ぜひ、祭祀承継者を遺言書の中で指定しておくことをお勧めします。また墓じまいを考えているのであれば、そのことを遺言書あるいはエンディングノート等で家族に伝えておくのがいいでしょう。

 相続や遺言書作成・終活に関心のある方は、鈴木アカデミーのホームページを参照してください。

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