おひとり様が増えています。先日セミナーに参加された方もご主人をなくして一人暮らしということでした。これからも一軒家で一人暮らしをするおひとり様は増える一方だと思います。
高齢のおひとり様にとって、心配なことは、自分の死後の葬儀や各種の手続き・清算等です。いわゆる死後事務というものです。近くに信頼できる方がおれば、その方にお願いするのが一番です。ただお願いされたほうはかなりの負担です。お願いするときは、できれば報酬を決めて、お願いすることを細かく決めておくのが良いでしょう。そして契約書（できれば公正証書）にしておくと、依頼された方も動きやすいです。
また、死後事務はすぐにお金が必要になります。そのお金をどうするかもしっかりと決めておくべきです。前もって預けるというのも一つです。なくなられた方の預貯金を他人が勝手に引き出すことはできないからです。
市町村の中には、行政で何らかの方策をとっているところもあります。
心配な方は市役所や社会福祉協議か等に行かれて相談したらよいと思います。
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