宅建の過去問を解いていると、
「なんとなく○」「なんとなく×」で進めてしまうこと、ありませんか?
実はこれ、合格から遠ざかる危険信号なんです。
◆ 正解だけでは合格できない理由
たとえば、ある問題を○にして正解だったとしても――
なぜ○なのか?
なぜ×ではないのか?
この「理由」が自分の言葉で説明できなければ、理解できていない=本当の実力にはなっていないということ。
本試験では、選択肢の言い回しが少し変わっただけで、正誤を判断できなくなる可能性があります。
◆ 理由を「語れる」ようになる勉強法
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正解した問題こそ、解説を読む
→ 特に「×の選択肢はどこが間違いか」を確認しましょう。 -
人に説明するつもりでまとめる
→ ノートやスマホのメモで「なぜ○か?」を言葉に。 -
「一問一答」で終わらせない
→ できれば肢ごとに○×判断して、根拠を持つ習慣を。
◆ 理解の深さが、試験当日の安心につながる
問題の“丸暗記”ではなく、「制度の仕組み」「条文の趣旨」「実務とのつながり」などを意識することで、記憶も定着しやすくなります。
たとえば――
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時効の起算点がなぜそこなのか?
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売買契約で手付解除ができるのはなぜか?
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宅建業者の免許が取り消される理由とは?
すべてに「なるほど!」という納得があると、実力は一気に伸びます。
🎯 最後に
点を取るための○×だけでは、試験本番の“ひっかけ”に負けてしまいます。
「自分の言葉で理由を説明できるか?」
この問いを、ぜひ毎日の勉強に取り入れてみてください。
合格に必要なのは、正解の数だけでなく、「理解の深さ」です。
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