試験が近づいてくると、周囲の「模試を受けなさい」「今の実力を測るべきだ」という声に焦りを感じていませんか?
しかし、30年以上にわたり様々な国家試験の受験指導を行ってきた私から、受験生の皆さんにどうしてもお伝えしたい真実があります。
結論から申し上げます。「宅建試験に、業者の模擬テストは一切不要」です。
それどころか、模試を受けることはあなたの大切な時間とお金を浪費するだけでなく、合格を遠ざける最大の罠にさえなり得ます。今回はその裏側をプロの視点からお話しします。
業者の模試をおすすめしない「3つの理由」
① 本試験の問題とかけ離れている(奇問・悪問の存在) 本試験の問題は、試験委員が何ヶ月もかけて推敲を重ねた「究極の良問」です。一方、スクールが作った模試は、どうしても本番では絶対に出ないようなマニアックな知識を問う難問や、奇妙な悪問が混ざります。そんな問題に付き合う必要は1ミリもありません。
② 不安を煽るスクールのビジネスモデル あえて難易度を高く設定して受験生に悪い点数を取らせ、「このままでは落ちますよ。だから直前対策講座を買いましょう」と有料オプションに誘導する。これが業界の裏側にあるビジネスの本音です。
③ 直前期に自信とモチベーションを失うリスク これが最も恐ろしいデメリットです。直前期に「D判定」や低い点数を見せられると、誰だって不安になります。それまで順調だった勉強のペースが乱れ、メンタルを崩して受験を諦めてしまう受験生を、私は毎年見てきました。
本当の意味で「価値のあるテスト」とは?
では、合格するために本当に意味のあるテストとは何でしょうか?
私が過去に開講していた受験講座では、「過去問題だけを出題する模擬テスト会」を開催していました。事前に「過去問からそのまま出すよ」と予告して行うテストです。
このテストで満点、あるいは満点に近い点数を取れる方は、本試験でもほぼ100%合格していきました。これは宅建試験でも、他のどの国家試験でも全く同じです。
新しい予想問題や模試に浮気する必要はありません。過去10年〜12年分の過去問を、選択肢の理由(なぜ丸か、なぜバツか)まで含めて完璧にし、正解率95%以上に仕上げること。これさえできれば、本試験で合格点を下回ることは絶対にありません。
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もしどうしても会場の雰囲気に慣れるために模試を受けるなら、「点数は1点も気にしない、ただの空気抵抗の練習だ」と割り切って1回受けるだけで十分です。成績表は見ずに捨ててもいいくらいです。
あなたの合格に必要なものは、目の前にある「過去問」と「テキスト」だけです。業者の不安に振り回されず、自分を信じて突き進みましょう!

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